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2026.09.01
アルミフレーム用ブラケットとは?種類と選び方をわかりやすく紹介

アルミフレームで架台やラック、作業台、カバーなどを組み立てる際、フレーム同士の接続に使用するのが「ブラケット」です。
ブラケットには、フレームを直角につなぐもの、接続部分を補強するもの、角度を付けて接続するものなど、さまざまな種類があります。
どちらもアルミフレームを直角に接続できますが、適した取付位置や使い方には違いがあります。
この記事では、アルミフレーム用ブラケットの種類と選び方を、SUSのSF30シリーズに対応する具体的な型番とあわせて紹介します。
30×30mmのアルミフレーム、いわゆる「3030」を探している場合、SUSでは「SF-30・30」が代表的な製品です。SF-30・30はSF30シリーズのため、ブラケットもSF30シリーズに対応したものから探します。
※ブラケットごとに使用可能なフレームや取付条件が異なります。購入・使用前には、各製品の対応フレームや仕様をご確認ください。
アルミフレーム用ブラケットとは?
アルミフレーム用ブラケットとは、主にアルミフレーム同士を接続したり、接続部分を補強したりするための部品です。
一般的には、アルミフレームの溝にナットを入れ、ブラケットをボルトで固定して使用します。
ただし、アルミフレーム用であれば、どのブラケットでも使用できるわけではありません。
SUSのSFシリーズでも、SF20・SF30・SF4045などシリーズによって対応するブラケットが異なります。
そのためブラケットを選ぶ際は、
- 使用するアルミフレームのシリーズ
- どのようにフレームを接続したいか
- ブラケットを取り付ける位置
- 必要なボルト・ナット
- フレーム加工の有無
などを確認することが重要です。
アルミフレーム用ブラケットの主な種類と用途
SF30シリーズにはさまざまなブラケットがあります。
まずは、「何をしたいときに、どのようなブラケットが候補になるのか」を整理してみましょう。
| 用途 | SF30シリーズの代表例 | 型番 |
|---|---|---|
| 一般的な90度接続 | DブラケットS | SFJ-018 |
| クロスジョイント・段組など | アングルブラケットS | SFJ-A03 |
| 垂直荷重がかかる箇所 | アングルブラケットハードS | SFJ-A15 |
| 接続部を外側から補強 | プレートブラケットS-L型 | SFJ-104 |
| コーナー部分を補強 | Sコーナー補強ブラケットS | SFJ-134S |
| 角度を付けて接続 | ターンブラケット30A | SFK-41A |
| 45度にカットしたフレームを接続 | ハードブラケットS・DE45 | SFJ-N34 |
| 接続部に側面カバーを取り付ける | DブラケットSタップ付 | SFJ-019 |
同じSF30シリーズに対応するブラケットでも、用途はそれぞれ異なります。
「SF30用のブラケット」という条件だけで探すのではなく、フレームをどこで、どのようにつなぎたいのかから商品を選ぶことがポイントです。
Dブラケットとアングルブラケットの違い・使い分け
Dブラケットは一般的な90度接続に
SF30シリーズのDブラケットSの型番は、
SFJ-018
です。
Dブラケットは、アルミフレームを90度に連結するときに使う標準的なブラケットです。
たとえば、架台やラックを組む際に、横フレームの端部を縦フレームへ直角に接続するような基本的な組み方に使用できます。
三角形の形状をしており、SFJ-018はアルミダイカスト製です。回転防止機能も付いています。
ブラケット本体だけでなく、取付用のTナットと六角穴付ボルトをまとめて揃えたい場合には、
DブラケットSキット:SFK-018
や、
DブラケットS(ステン)キット:SFK-018S
もあります。
SFK-018Sには、DブラケットSのほか、TナットS(M6)2個と六角穴付ボルト(M6×12)2本が含まれています。
一般的なフレームの90度接続で、どのブラケットを使用するか迷っている場合は、まずDブラケットから確認すると分かりやすいでしょう。
アングルブラケットはクロスジョイントや段組に
SF30シリーズのアングルブラケットSの型番は、
SFJ-A03
です。
アングルブラケットもフレームを直交させるために使用しますが、特にクロスジョイントや段組、ベース固定などに利用できます。
たとえば、1本の縦フレームの途中に横フレームを直角に取り付ける場合です。
フレーム端部同士で構造物のコーナーをつくるというより、フレームの途中へ別のフレームを直交させたい場合にアングルブラケットが候補になります。
アングルブラケットS(SFJ-A03)は、アルミ押出材製のL字形状です。
ボルト・ナットまでセットになった、
アングルブラケットSキット:SFK-A03
も用意されています。
垂直荷重がかかる箇所にはハードタイプも
アングルブラケットには通常タイプだけでなく、
アングルブラケットハードS:SFJ-A15
もあります。
こちらは、垂直荷重がかかるポイントで使用するタイプです。
ボルト・ナットを含む、
アングルブラケットハードSキット:SFK-A15
もあります。
ブラケットは「何をしたいか」で選ぶ
Dブラケットとアングルブラケット以外にも、SF30シリーズには用途に合わせたブラケットがあります。
フレーム同士を直角につなぎたい
SF30シリーズのフレームを一般的な90度接続で組みたい場合には、下記が代表的な選択肢です。
DブラケットS:SFJ-018

一方、フレームの途中へ別のフレームを取り付けるクロスジョイントや、段組などでは、下記が候補になります。
アングルブラケットS:SFJ-A03

どちらも直角接続に使用できるため、「90度につなぎたい」という条件だけでは決まりません。
フレームの端部で接続するのか、フレーム途中へ直交させるのかまで確認すると選びやすくなります。
接続部分を補強したい
アルミフレームの接続部分を外側から補強したい場合には、プレートブラケットなどが候補になります。
SF30シリーズには、
プレートブラケットS-L型:SFJ-104
があります。
L字形のプレートをフレームの外側から取り付けるタイプで、コーナー部分を補強したい場合に使用できます。
ボルト・ナットを含む、
プレートブラケットS-L型キット:SFK-104
もあります。
また、コーナー部分の補強には、
Sコーナー補強ブラケットS:SFJ-134S
もあります。
SFJ-134SはSUS304製の補強用ブラケットです。
キット品として、
Sコーナー補強ブラケットSキット:SFK-134S
も用意されています。
プレートブラケットにはL型以外の形状もあるため、どの接続部分を補強したいのかに合わせて選びます。
ただし、ブラケットを追加すれば必ず必要な強度を確保できるわけではありません。
必要なブラケットの数や構造全体の強度について技術的な判断が必要な場合は、SUSの技術資料をご確認ください。
フレームを角度を付けて接続したい
フレームを90度ではなく、斜めに接続したい場合には角度接続に対応したブラケットを使用します。
SF30シリーズでは、
ターンブラケット30A:SFK-41A
があります。
ターンブラケットは、Dブラケットやアングルブラケットのように90度で固定するのではなく、フレーム同士を角度を付けて接続したい場合に使用します。
たとえば、斜め方向にフレームを取り付けたい場合などに候補になります。
一方、フレームそのものを45度にカットして接続する場合には、下記が候補になります。
ハードブラケットS・DE45:SFJ-N34

ボルト・ナットを含むキット品は、
ハードブラケットS・DE45キット:SFK-N34
です。
同じ「斜めに接続したい」という目的でも、
- フレーム同士に角度を付けて接続する
- 45度にカットしたフレームを接続する
では使用する商品が異なります。
先に完成形やフレーム加工の方法を決めてからブラケットを選びましょう。
パネルやカバーを取り付けたい
アルミフレームで設備カバーなどをつくる場合には、フレームの側面へパネルを取り付けることがあります。
フレームの接続部分を利用して側面カバーを取り付けたい場合には、
DブラケットSタップ付:SFJ-019
が候補になります。
通常のDブラケットS(SFJ-018)と同じように直角接続に使用しながら、タップ部分を利用して側面カバーを固定できるタイプです。
つまり、
フレームを接続するだけならDブラケットS、同じ接続部分に側面カバーも取り付けたいならDブラケットSタップ付
という使い分けができます。
キット品には、
DブラケットSタップ付キット:SFK-019
や、
DブラケットSタップ付(ステン)キット:SFK-019S
があります。
ただし、パネルの固定方法はブラケットだけではありません。
SUS SFシリーズにはカバーサポートなど、パネルやカバーの取付に使用する専用部品もあります。
パネルの厚さや取付位置、後から取り外す必要があるかなどを確認し、専用部品も含めて選びましょう。
SF-20・20に対応するブラケットを探すには?
SF-20・20を使用する場合は、SF20シリーズに対応したブラケットから候補を探します。
SF30シリーズと同様に、直角接続、補強、角度接続、カバー取付など、目的によって使用するブラケットが異なります。
| やりたいこと | 商品名 | 型番 |
|---|---|---|
| 基本的な90度接続 | DブラケットSS | SFJ-016 |
| クロスジョイント・段組 | アングルブラケットSS | SFJ-A01 |
| L字部分を外側から補強 | SプレートブラケットSS-L型 | SFJ-109S |
| コーナー部分を補強 | Sコーナー補強ブラケットSS | SFJ-135S |
| 角度を付けて接続 | ターンブラケット20 | SFK-44A |
| 45度カットしたフレームを接続 | ハードブラケットSS・DE45 | SFJ-N32 |
| 接続部に側面カバーを取り付ける | DブラケットSSタップ付 | SFJ-017 |
SF-30・30に対応するブラケットを探すには?
一般に「3030」と呼ばれる30×30mmクラスのアルミフレームを探している場合、SUSにはSF30シリーズの「SF-30・30」があります。
SF-30・30を使用する場合は、SF30シリーズに対応したブラケットから候補を探します。
今回紹介した主な商品をまとめると、次のようになります。
| やりたいこと | 商品名 | 型番 |
|---|---|---|
| 基本的な90度接続 | DブラケットS | SFJ-018 |
| クロスジョイント・段組 | アングルブラケットS | SFJ-A03 |
| 垂直荷重がかかる箇所 | アングルブラケットハードS | SFJ-A15 |
| L字部分を外側から補強 | プレートブラケットS-L型 | SFJ-104 |
| コーナー部分を補強 | Sコーナー補強ブラケットS | SFJ-134S |
| 角度を付けて接続 | ターンブラケット30A | SFK-41A |
| 45度カットしたフレームを接続 | ハードブラケットS・DE45 | SFJ-N34 |
| 接続部に側面カバーを取り付ける | DブラケットSタップ付 | SFJ-019 |
同じSF30シリーズでも、すべてのフレームに同じブラケットが使用できるとは限りません。
型番が分かっている場合は、各ブラケットの商品情報にある「使用可能フレーム」「対応シリーズ」などを確認してから選びましょう。
SF-40・40に対応するブラケットを探すには?
SF-40・40はSF4045シリーズに含まれるため、SF4045シリーズに対応したブラケットから候補を探します。
SF-20・20やSF-30・30よりフレームサイズが大きくなりますが、基本的な考え方は同じです。
まず「どのように接続したいのか」を決め、その用途に対応するブラケットを確認します。
| やりたいこと | 商品名 | 型番 |
|---|---|---|
| 基本的な90度接続 | DブラケットL | SFJ-013 |
| クロスジョイント・段組 | アングルブラケットL40 | SFJ-A05 |
| ハードタイプのアングルブラケットを使用 | アングルブラケットハードL40 | SFJ-A16 |
| L字部分を外側から補強 | プレートブラケットL-L型 | SFJ-106 |
| コーナー部分を補強 | Sコーナー補強ブラケットL | SFJ-133S |
| 角度を付けて接続 | ターンブラケット40A | SFK-42A |
| 45度カットしたフレームを接続 | ハードブラケットL・DE45 | SFJ-N36 |
| 接続部に側面カバーを取り付ける | DブラケットLタップ付 | SFJ-014 |
ブラケットを選ぶときに確認するポイント
使用するアルミフレームのシリーズ・サイズ
まず確認したいのが、使用するアルミフレームのシリーズです。
今回紹介したDブラケットS(SFJ-018)やアングルブラケットS(SFJ-A03)などはSF30シリーズに対応しています。
一方、SF20やSF4045シリーズでは、対応するブラケットの型番が異なります。
見た目が似ているブラケットでも、フレームとの適合が異なるため、外形寸法だけで判断しないようにしましょう。
現在使用しているフレームの型番が分かる場合は、型番を確認してからブラケットを探すのが確実です。
ブラケットの取付方法・取付位置
ブラケットによって取り付け方も異なります。
Dブラケットとアングルブラケットはどちらも直角接続に使用できますが、接続する位置や用途が違います。
また、ターンブラケットやDE45タイプなどは、一般的な直角接続用ブラケットとは接続方法が異なります
必要なボルト・ナットなどの部品
ブラケットを取り付けるには、ブラケット本体だけでなくボルトやナットも必要です。
SUSでは、ブラケット単品と、取付に必要な部品を組み合わせたキット品の両方が用意されている商品があります。
たとえば、
DブラケットS:SFJ-018
に対して、
DブラケットS(ステン)キット:SFK-018S
があります。
SFK-018SにはDブラケットSのほか、TナットS(M6)2個と六角穴付ボルト(M6×12)2本が含まれています。
ブラケット単品を購入する場合は、使用するボルトやナットを別途確認する必要があります。
初めて購入する場合や必要な部品が分からない場合は、キット品の内容も確認すると必要な部品を把握しやすくなります。
SUS SFシリーズのブラケットを探す
SUS SFシリーズには、今回紹介した商品以外にも多数のブラケットがあります。
ブラケットを探すときは、
フレームのシリーズ → やりたいこと → 取付位置 → ブラケットの型番
という順番で確認すると探しやすくなります。
たとえばSF-30・30を使って架台を組む場合でも、
「普通に90度につなぐからSFJ-018」
「途中に横フレームを追加したいからSFJ-A03」
「コーナー部分を補強したいからSFJ-134S」
「側面カバーも固定したいからSFJ-019」
というように、用途によって選択肢が変わります。
また、同じブラケットでも単品、キット、ステンレス製ボルト・ナットを使用したキット、ブラック仕様などが設定されている場合があります。
ブラケット選びに迷った場合は店頭で実物を確認できます
アルミフレーム用ブラケットは、Webの商品写真だけでは大きさや取付イメージが分かりにくい部品です。
特にDブラケットとアングルブラケットは、どちらも直角接続に使用できるため、商品を見ただけでは使い分けを判断しにくいことがあります。
店頭では、Dブラケットとアングルブラケットを実際のアルミフレームとあわせて見比べることができます。
たとえば、
- Dブラケットとアングルブラケットの形状の違い
- フレームへ取り付けたときのサイズ感
- どの位置にブラケットが付くのか
- 必要なナットやボルト
- SF30シリーズに対応する型番
などを実物で確認できます。
「Dブラケットとアングルブラケットを実際に比較したい」
「SF-30・30に合うブラケットを確認したい」
「ブラケットだけでなくナットやボルトも一緒に選びたい」
という場合は、店頭で実物をご確認ください。
現在使用しているフレームの型番が分かる場合は、型番をご用意いただくと商品を確認しやすくなります。
型番が分からない場合は、フレームの断面や溝が分かるよう、フレームをご持参いただいたり、外形寸法などがわかると商品を探す際の参考になります。
Web上で型番を調べ続けるよりも、実際のフレームとブラケットを見比べた方が違いを理解しやすい場合があります。用途に合ったブラケットを探す際は、店頭での実物比較もご活用ください。
当店は会員登録していただくと24時間ご利用可能です!
ご不明な点があれば、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。